岡本 佐和子 監督(和歌山市福島在住)福島少年バレーボールクラブ

写真:岡本 佐和子 監督

バレーボールの指導者として福島少年バレーボールクラブ(和歌山市)の監督を務める岡本佐和子さん。県の新人大会(平成22年3月14日、有田郡民体育館)では3人のアタッカーを擁し、スピード溢れる攻撃で他チームを圧倒、見事初優勝を飾った。

岡本さんがバレーボールを始めたのは小学校4年生のとき。県立体育館のバレーボール教室に参加したのがきっかけだった。ボールに触れるのが楽しく、中学校ではバレーボール部に入部。バレーボールは当時、テレビでも放送される人気競技だったこともあり、中学校にはチームメートが50人もいた。

信愛女子短期大学付属高校ではレシーバーで活躍。春高バレーや国体の常連校だったが、滋賀県で開催されたびわこ国体(昭和56年)が1番印象に残っている。初戦の相手は強豪の秋田選抜で、厳しい試合展開の中、ピンチサーバーで岡本さんが出場した。審判のホイッスルを確認してサーブを打ったのだが、すぐにまたホイッスルが聞こえた。サービスエースでもミスでもなく、何があったのか一瞬分からなかったが、相手チームのアウトオブポジションで得点。そのまま岡本さんのサーブが続き流れをつかんだ信愛が快勝で初戦を飾った。国体といえばあのサーブのシーンが今も鮮やかによみがえってくるという。

指導者としては、宮北少女バレーボールクラブで14年、福島少年バレーボールクラブでは8年目を迎えたが、基本は技術よりも人間性の育成。「素直に相手の話を聞き、実行する。まずやってみることが大切」と、いつも子どもたちにアドバイスしている。試合で苦しい時も「元気!勇気!やる気!」を忘れないように訴え、積極的なプレーでピンチを切り抜けてきた。

地元での国体では、指導したチームから育った選手たちや、今頑張っている子どもたちが主力の年齢になる。みんながバレーボールを続けてくれるように願い、本番のコートでのいいプレーを期待してエールを送る。

写真:岡本 佐和子 監督

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